Vlogを劇的に変える8つのカメラワーク【映像表現力を高める】

Vlogの作り方

動画を撮影するというと、ただひたすら録画するだけで、

なんか単調な映像になってしまいませんか?


他の人のVlogを見るとなんかかっこいい、

おしゃれな動画がたくさんあるのに、

自分はどうしてオシャレに撮れないんだろうと悩みますよね。


大きな理由の一つがカメラワークにありそうです。

カメラワークが単調だと、いつも同じような動画になってしまいます。


そこで本記事では、

今からVlogを劇的に変えるためのカメラワークについてまとめてみました。


これで次のVlogはより雰囲気のある映像がとれますね。

特に、シネマティックなVlogを撮りたい人におすすめの記事になっています。

くわしく解説していきます。

なぜVlogでカメラワークが重要なのか?

映像を作るクリエイターにはあたりまえらしいカメラワークですが、

素人にはそんな知識がないので、なんとなく撮影してしまいます。


カメラワークによって伝わる映像の効果が大きく変わるので、

カメラワークを知ることでより伝えたいメッセージを届けやすくなります。


映像にもバリエーションがでて、飽きにくくなる効果も期待できるので、

カメラワークを知ることで他のVlogと差別化することにつながります。


それでは効果的なカメラワークを見ていきましょう。

Vlogで使いたいカメラワーク:固定撮影

基本的なカメラワークとして固定撮影はすでに取り入れていると思います。


不要な手振れを抑えるために三脚を使って固定して撮影します。

どんな時に使うかVlogを構成する基本の映像として使います。

固定しているため、動いている部分に注目させることができます。

細かな非常の変化や動きをとらえることができるので、

Vlog中でも語りの部分でよく使われています

Vlogで使いたいカメラワーク:パンニング(パン)と逆パン

カメラを左から右に振る、パンと呼ばれる技法。

カメラを右から左に振ることを逆パンと呼ぶようです。

動画はパンを使って撮影されています。

これをみると、パンはどういうシーンで使われているのかよくわかります。

ではいつ、このパンを使ったVlog撮影をしたら良いでしょうか?

どのような時に使うか

  • 広大さを表現したいとき
  • 被写体が横長であるとき
  • 複数の被写体の位置関係を見せたいとき
  • 視点が横に移動するシーンのとき
  • 水平移動する被写体を追うとき


このような状況でパンを使うことで、映像表現ができます。

シネマティックVlogではよく見かける映像表現です。


特にまわりの景色を見せたいときや、

移動する被写体を追うことで、動きのダイナミックさの表現に使われています。


素早いパンはウィップパンと呼ぶようですが、

ウィップパンを行うことで、場面を転換するシーンに使っている場合もあります。

例えばVlogでは、ウィップパンで素早く横に振って、

違う場所にいるシーンに切り変わるなんて感じでしょうか。

他には、旅行系Vlogではパンで周囲を見せることも多そうです。

Vlogで使いたいカメラワーク:ティルト

ティルトは上下にカメラを振る技法です。

カメラを上に上げるティルトアップと下に振るティルトダウンがあります。

どんな時に使うか

  • 縦に長い被写体の表現したいとき
  • 希望を感じさせたい感情表現をしたいとき


特に、ティルトアップは、建物や景色のスケールを見ている人の目線で表現できます。

空を見上げる動きになるので、希望のような感情を表現するシーンでも使われます。

Vlogで使いたいカメラワーク:ズームイン、ズームアウト

ひいた状態から近づいていくズームインと逆に近くから、ひいていくズームアウト。

どんな時に使うか

ズームイン

視点を誘導して、ズームしていく先に集中させたいとき。

何かが起こりそうな、緊張感を表現するシーンでも使われます。

ズームアウト

  • 視点の集中をときたいとき。
  • 被写体の状況が徐々に明らかにしたいとき。
  • ゆったりとした印象を与えたいとき。

Vlogで使いたいカメラワーク:トラック(追跡)


被写体を追いかけるような技法です。

一定距離を保ちながら被写体とともに移動します。

どんな時に使うか

動きは見せつつも、迫力を見せたいとき。

興奮を伝えときは素早い動きで追跡、スローで追跡すると緊張感が伝わる映像になります。


Vlogで自撮りをするときはトラック的な映像になります。


例えば、自撮りしながら走っているシーンや、

乗り物に乗っているシーンなどの動きと一緒に使われます。

 Vlogで使いたいカメラワーク:ドリーイン、ドリーアウト


基本的にはカメラを台車にのせ、なめらかに水平移動させる技法です。

ドリーインは前進、ドリーアウトは後退しながら撮影します。

どんな時に使うか

ドリーイン

ズームインとは異なった、被写体と背景サイズの変化を出したいとき

ドリーアウト

不思議な感覚を演出したいとき

通常の視覚ではおこらない映像の見え方になるので、不思議な感覚の演出に使えます。

Vlogで使いたいカメラワーク:スピンショット


被写体を軸に、ぐるりとコンパスのように撮影する技法です。

どんな時に使うか

被写体の周囲の状況を伝えるとき


自撮りの場合は、

回転しながら撮影することで背景がどんどん変化します。

 Vlogで使いたいカメラワーク:ハイアングル、ローアングル


角度を変えた撮影技法です。

角度が違うだけでも印象ががらっと変わるので、

いろいろなアングルで撮影しておくと、のちのちの編集に使えます。

どんな時に使うか

ハイアングル

料理動画など平面で情報を伝えたいとき

ローアングル

被写体の迫力を出したいとき

Vlogでカメラワークをするときに気を付けること

使いやすい映像にするため、

カメラワークを行うときには、

  • 動作ごとに一呼吸いれるようするほうが良いようです。
  • パンやズームでははじめと終わりはゆっくり
  • 途中は一定明るさの変化が起きないような設定
  • カメラワークのはじめと終わりの構図は決めておく

これらを意識して、撮影をします。

様々なカメラワークで撮影された映像例

それではこれらのカメラワークが組み合わさった映像例を見て、

さらにイメージを高めていきましょう。

解説がついているので、どのように撮ったら良いかイメージしやすいです。これは誰かに撮影してもらっているシーンです。Vlog自撮りになると少し見せ方は変わりますが、カメラワークは参考になりますね。

続いて、ほかの動画でもカメラワークの組み合わせてどのようになるか見てみましょう。

非常にクールにいろいろなカメラワークで場面がつながっています。

海外のシネマティックVlogでよくありそうな、映像表現ですね。

かっこいいVlogを作りたいなら、

このようなカメラワークをイメージして撮影してみると、

理想のVlogに近づけるかもしれないです。

Vlogを劇的に変えるカメラワークのまとめ

本記事ではいろいろなカメラワークについてまとめました。

固定撮影を基本に、

いくつかの技法を組み合わせることで

飽きない動画の撮影を目指したいですね。


はじめのうちは色々な方法を試して、

動画をたくさん撮りだめておく方が、カメラワークの習得にもなりやすそうです。


一度のたくさんのカメラワークを行うのも大変なので、

テーマを決めて練習するのも良いかもしれません。


さて、いろいろなカメラワークを試しにVlog撮影に出発しませんか?

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