Vlog動画撮影の時の照明(ライティング)はどうする?無視できない照明の話

lighting-is-omportantVlogの作り方
悩み

Vlogの動画撮影のときの
照明をどうしたらいいかわからないです。


動画全体が暗く映ってしまっていて、雰囲気がでません。

いままであまり気にしていなかったけど、
照明を工夫すると、
動画の質が良くなると聞いたことがあるんです。

どういう照明をすればいいのか知りたいです。

Vlogの動画撮影と照明に関するお悩み相談をいただきました。


たしかに、照明は奥が深くて、
いまいちわかりにくいことが多いですよね。




照明を使って、映像を改善したいと思ってググると、
たくさんのYouTube用のライティングキットやおすすめが見つかるはず。


でも、どれを選んで、どうしたらいいかわからない場合が多いのでは?



本記事では、Vlogの時の照明の基本をかんたんに解説しますので、
これからのVlog作成に役立てて欲しいと思います。

Vlog動画撮影時の照明は外と室内で異なる点に注意

room-outside

どこで撮影するかで、光の使い方が大きく違います。


基本的には、
外でのVlog撮影は自然光を重視。
室内で撮影するVlogはちょっと工夫する必要があります。

屋外でVlogを撮影する場合の照明は自然光


屋外撮影では、もちろん自然光をメインで使います。

注意点

自然光は、時間の経過とともに太陽の位置が変わるので、
光の当たり具合がすぐに変わってしまいます


光の当たり具合を統一したい場合は、
短時間で撮りきる必要があります。


真昼で太陽が真上にあるときに撮影した映像は、
雰囲気が出にくい点も注意です。



日差しが強すぎる場合は、
日かげで撮影する方がきれいに撮れることも多いです。


外での撮影の場合は、時間帯を意識して、
よりきれいに撮れる場所を探しながら撮影します。


屋外での撮影は気にならない、
でも室内が難しいと感じる方も多いですよね。

室内での動画撮影の場合は、照明をしっかり考える

室内撮影は、光を考えないといけません。



室内での撮影は暗い映像になりやすく、映像の質も低下します。



映像が暗いと、動画の雰囲気も暗くなるので、
視聴者への印象が悪くなりがちです。



室内撮影は照明を工夫して、光をうまく取り入れ。
動画の質を上げていきましょう。



今回は、室内での撮影のライティング方法を
さらにくわしく解説していきます。

動画撮影時の照明の基本は3灯照明

rule-for-lighting

光源の基本セットアップは、3灯照明です。


まずは基本にそって光源を設置して、
少しずつ好みに調整します。


3つの光源は、

  • キーライト(メイン光源)
  • フィルライト
  • バックライト



それそれ順番に、解説していきます。

動画撮影に重要な照明、キーライトの基本を確認

keylight

キーライトは、一番明るく、3灯照明でもっとも重要なライトです。


キーライトはカメラの右側か左側に置きます。
これは状況によります。



被写体に対して、45度の角度でキーライトが置かれることが基本になります。



キーライトと被写体からの距離が変われば、
ライトの効果も変わります。



近いとよりフラットな映像に、
遠いとよりドラマティックな影ができます。


ライトの光源の強さによっても置く距離を変える必要があります。


どんなキーライトが良いのか?


室内で撮影するなら、キーライトは
窓から入る自然光を積極的に使いたいです。


具体的には、光が入る窓際で撮影します。
窓に向かい合って撮影するか、横に窓がある状態にします。



基本的には、窓を背にして撮影することはやめましょう。



問題点は、屋外での撮影と同じく、日のはいり具合によって
ライトの強さが変わること。



長時間撮影だと見え方が変わってしまいます。
一定の光をキープするのが難しいです。



雨の日や雲が厚い日はうまく自然光を使えないです。
もちろん窓から光が’入らない部屋の場合は、
そもそも窓から自然光といれて撮影できないですよね。



窓から自然光が入らない場合は、
ほかの手段でメインの光源を準備する必要がでてきます。

動画撮影のサポート照明、フィルライトを知る

filllight

フィルライトはキーライトよりもやわらかな光源が使われます



キーライトが被写体にあたって、影ができます。
その影を消すのがフィルライトです。



フィルライトを、キーライトに対して
どれくらいの光の強さにするかで、
被写体の見ためが変わるので、
いろいろな強さで試してみることが良いです。



光の強度をコントロールできないライトを使っている場合は、
ライトの位置を遠くにするか、
ライトにブロッキングペーパーをかぶせて、
光の強さを調整できます。


動画撮影で雰囲気を作る照明、バックライトを知る

backlight

バックライトは、背景と自分の間に立体感を出す役目があります。



基本的には、被写体が人だとすると、
ライトが頭や肩に当たるようにバックライトを置きます。
髪や頭を背景と分けることができます。




照明は奥が深いですが、表現を変えることができるので、
難しいと投げ出さずに、必要なことを少しずつ覚えていきたいですね。



習得するにはかなり時間のかかる技術の一つです。



Vlogごとに光の使い方もちょっとずつ試して、
使い方を練習していきましょう。

動画撮影で複数の照明を使うときの注意点

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複数の照明を使う必要があるときは、
それぞれの光の色温度を気にする
ことが大事です。



せっかくとった映像が、
いろいろな色温度が混じった光源の光のせいで、
見にくくなってしまうことがあります。



いまいちよくわからない段階では、
光の使い方の複雑さに迷ってしまうので、
必要と感じた時に、
どんな照明が必要かを考えた上で購入するなり考えましょう。



とりあえず、今持っている照明があるなら試してみて、
どんな映像になるかをいろいろ試して、
少しずつ感覚をつかんでいきましょう。


【まとめ】Vlog動画作成に照明は大事。でも内容がもっと大事。

照明は上手に使うことができると、雰囲気がでて映像の質をあきらかに上げます。


でも、内容がもっと重要なことを忘れてはいけません。



良い照明が欲しくなると思いますが、そろえるとけっこうお金がかかります。
まず始めのうちは、予算内で、少しずつライティングを整えていくのでOKです。



まずは、自然光を使う工夫をする。


次に、暗い室内での動画撮影のために、最低限の照明をそろえます。



だんだんと照明の必要性が増して来たら、
そのつど必要な照明をそろえていくようにした方が、
無駄な出費を防ぐことができます。



照明の使い方で映像の雰囲気が大きく変わるので、
照明を少しずつ考えながら、
より質の高い映像のVlogを作っていきましょう。

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