Vlog初心者のころから知っておきたいフレームレート【重要】

taking-vlog-with-appropriate-fpsVlogの作り方

フレームレートを意識して撮影したことありますか?

僕は動画撮影をしたことがなかったので、フレームレートという言葉さえ知りませんでした。


調べていくとわかったのですが、

きれいな映像を作るには、フレームレートのポイントを知ることが大事なんです。

本記事を読み終えると、適切なフレームレートを使って、きれいな映像を作ることができるようになります。


さっそくフレームレートに関して、知っておきたいことを確認していきましょう。

Vlog撮影で意識したいフレームレートとは

フレームレートはFPSと書かれていて、Frame per Secondの略です。


これは、1秒間に何枚の静止画があるのかを意味しています。

動画なのになんで静止画と思うかもしれません。

動画は実はたくさんの静止画が合わさったパラパラまんがのようなものです。


そう考えると、このFPSの値が大きいほど、1秒間にたくさんの写真が入っているので、

より滑らかな映像になることが想像できるかなと思います。


さらに重要なポイントは、

FPSはカメラで撮影時のFPS編集して書き出す際のFPSの2つがあります。

まったく違うので、しっかりと覚えておきたいことです。

Vlogでフレームレートを選択する方法

how-to-choose-fps

Vlog撮影時のフレームレートの決め方

それでは、どのような時に、どれくらいのフレームレートにしたら良いのでしょうか?

適切なフレームレートは、撮影する内容によってざっくりと決めることができます。

24FPSで撮影するVlog

チュートリアル、トークを撮影する時は、24FPSで撮影します。

チュートリアル動画やトークはスローモーションにする必要がないですよね?

このようなスローモーション動画を作成する必要がない時に24FPSがよく使われています。

ちなみに、映画やアニメも 24FPSで作成されています。シネマティックなVlogを作りたい場合にもよく使われているフレームレートです。


じゃあ、シネマティックVlogを撮りたいから、なんでも24FPSでOK?と思ってしまうのですが、

24FPSが万能というわけではありません。

例えば、歩きながら自撮りするときには、なんとなくカクカクした映像になってしまうので注意です。

この場合はジンバルや三脚などカメラの動きを抑える必要があります。

30FPSで撮影するVlog

テレビのニュース番組やバラエティなど、

テレビ番組の作成によく使われるフレームレートが30FPSです。

30FPSが一番見やすいといわれているためで、くっきり映るので、Live映像にも使いやすいです。

Vlogでもライブ感を出すようなときに使うと良いかもしれません。

60FPS以上で撮影するVlog


60FPSや120FPSはスポーツ撮影に向いているので、

動きの速い被写体を撮影するときに役立ちます。


また、60FPSはスローモーション映像が作りたいときに使われています。

120FPSはさらになめらかで遅いスローモーションが可能になります。

ここで少し気にする必要があるのがシャッタースピードです。

シャッタースピードはフレームレートの2倍に設定するのが基本とされます。

例えば30FPSで撮影したいなら、シャッタースピードは1/60が基本的に使われます。そうすると、120FPSで撮影したい場合は、1/240のシャッタースピードで撮ることになります。

この結果、フレームレートが高くなると映像が暗くなっていきます。

そのため、120FPSでの夜間撮影はあまり行わないようです。

日中で光量が十分な時で、スローモーションを使いたいときに活躍するフレームレートです。

ただし、120FPSだと、1秒間に120枚の写真があることになるので、データ容量も食うので注意しましょう。

編集書き出しの時のフレームレートの決め方

書き出し時は、 24FPSで書き出すことが基本と言われます。

24FPSでつくることでシネマティック表現ができる。

基本は、
同じFPSで書き出す予定なら、映像をなめらかにするために同じFPSで撮影する方が良いです。

たとえば、24FPSで書き出す予定があえるなら、24FPSで撮影しましょう。

スローモーションで表現したいシーンがあるときは、30、60、120FPSなどで撮影して、

24FPSで書き出すことで作れます。

フレームレートに関する注意点

とりあえず高いFPSの方が便利そうだから、

常に60FPSやそれ以上のフレームレートで撮影すれば良いと思ってしまいませんか?


でも、高いフレームレートで撮影して、

低いフレームレートで、さらに速度は等倍で書き出してしまうと、

あまったコマがカットされてしまいます。

その結果、カクカクした動画になってちょっと不自然な映像になってしまうので、

気を付ける必要があります。

書き出し時のFPSに関しては、実際に見てみるとよくわかりやすいです。

参考になる大川さんの動画を下にはっているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

撮影時のFPSと書き出し時のFPSをしっかりと意識して撮影を行うことで、

より理想的な映像に近づくことができます。

少しややこしくて面倒に感じるフレームレートですが、

はじめから知っておくと、

動画作成も上達しやすくなるので、この際にざっくりと覚えましょう。

さらに気になれば、もっと専門的なところまで勉強していくと面白いかもしれません。

Vlog初心者のころから知っておきたいフレームレートのまとめ

本記事では、ちょっとややこしいフレームレートについてまとめました。

フレームレートを気にしないでもVlogを撮影することはできます。

でも、あまり納得できない動画ばかりになってしまうと、モチベーションも上がりません。

せっかくなので、

動画撮影をはじめたときからフレームレートを意識して撮影する癖をクセをつけておきませんか?

フレームレートを理解してVlogが作れると、人とは違った魅力あるVlogができるので、

早いうちに理解した方が良さそうです。

フレームレートに関して確認したいときに、本記事が少しでも役立てばうれしいですね。

さて、今日からフレームレートを意識して、Vlog撮影しに行きましょう。

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